2015年ペク・スンチャンのいた夏 5月15日 プロデューサー第１話放送の日
2015年５月15日、韓国KBS２チャンネルでドラマ「プロデューサー」の第１話が放送されました。
cr.KBS
もじゃもじゃ頭のチャラい水泳部員の大学生役で、メジャーな放送局でのドラマデビューを果たした俳優キム・スヒョンが、その後の「子役」時代を経て手にした主役は、
天才的な才能を秘めた田舎育ちの高校生（ドリームハイ）
運命の愛を貫く苦悩と悲しみを秘めた王（太陽を抱く月）
街のおバカになりすまし密命を実行するスパイ（映画・シークレットミッション）
400年地球で暮らす異星人（星から来たあなた）
cr.KSB / MBC / SBS / SHOWBOX
まずいないだろう、フツーは。というキャラクターばかり。
この世に存在しているのを見つけるのは至難の業だよというキャラクターを、まるでほんとうに存在するのではないかと思えるスヒョンくんが演じたそのキャラクター達は、どれもとても魅力的。
ペク・スンチャン。
韓国大学ランキング断トツナンバー１のソウル大学を卒業した秀才で、勉強はよくできるけれど、ちょっと周囲とはズレてる本人。片思いの先輩を追って、超難関の韓国公共放送局KBSの、しかも先輩の所属する「バラエティ部門」をめざして、いいのか悪いのかみごと入社してしまう。
ちょっと大げさな設定ではあるものの、いますね・・・それだけ勉強できて、なぜそれ？？？いいの？それで？という人物＾＾日常にいるキャラクター。
そして、よく見たらハンサムではありながら、洗練されていなくて、いちいち周囲をイラっとさせるけれど、それが何故なのか本人にはとんとわからない。本人には理由があり、そしていたって当然だと思っているそんな新入社員ペク・スンチャンの、仕事と人生の成長物語の部分を演じたスヒョンくん。
韓国ドラマをたくさん見て来た友達によると、「太陽を抱く月」そして「星から来たあなた」の間、そして「プロデューサー」が放送を開始した2015年には、ドラマを見る形態が、それまでのメジャー３大放送局（KBS、MBC、SBS）だけでなく、ケーブルチャンネルや衛星専門チャンネル、ネット配信サイトなど多様化し、「太陽を抱く月」の時のような視聴率はもはや出ない時代になっているのだそうです。
プロデューサーの中でも、そういった環境になったという視聴率について触れた場面もありました。そんな中で、ドラマ「プロデューサー」は、放送曜日が、みんながでかける金曜日と土曜日の夜という条件の中、全12話というミニシリーズドラマでは大健闘の、韓国での平均視聴率が12.4％。その友達に言わせると、2012年で言えば、30％に迫るレベルだとのことでした。
また、このドラマは、実際に放送されている「１泊２日」という番組の制作現場を舞台にし、番組名もそのまま、ホンモノの番組にも出演のチャ・テヒョンさんが、番組のプロデューサー役として登場、放送局のオフィスや、番組、俳優や歌手も全てがホンモノ、実際に放送されているもの、本人という、バラエティ部門のドキュメンタリー番組のような要素を挟み込むといった、新しい試みも話題になりましたね。
at KBS 24/05/2015
スヒョンくんは、このプロデューサーのペク・スンチャン役で、2015年コリアドラマアワードの大賞（韓流スター賞とダブル受賞）、
KBS演技大賞では史上最年少での演技大賞を受賞（ ネチズン賞・ベストカップル賞のトリプル受賞）をしました。
（こうしてみると、私の2015年スヒョンくん応援の記録は、年越しの瞬間までプロデューサーとともに過ごした１年でした。）
スヒョンくんの演じたキャラクターで、どれがいちばんのお気に入り？
それまでは「どれも好きだけど、ひとつ選ぶならサムドン。」という私。
今は、いちばん好きなのはペク・スンチャン！
特に３話までの、ペク・スンチャンは特別好き。
え？もっとあとから、どんどんかっこよくなるじゃん？って？
かっこいいのは当たり前、だって、元はキム・スヒョンだもん＾＾それにこのドラマ、途中で制作が、バラエティ部門からドラマ部門のスタッフに変わるなどの変更があったようですが、実は、その変わる前の回でのスヒョンくんのペク・スンチャンぷりがおもしろくて、おもしろくて。
瞼と瞳が微妙にずれて物を見るとか、その角度とか、何か話を始める前の唇の、え？何？と思わせる変な間とか、言った後で、相手の反応おかまいなく、一人で自分で自分に反応してるとこ、背が高いのに縮んでる感じとか、だのに違う！と思って、目が先に「なぜ？！」と言ってるんだけど、思考回路が高速だから、一人で完結しちゃって顔に出ちゃうとか・・・いる！いる！こういうタイプにありがちな仕草や反応が、なんの違和感もなくスンチャンから出てくる出てくる＾＾
それって、スヒョンくんが用意してきたペク・スンチャン？それ、おもしろいよ！と思って。なんだか、バラエティのライブカメラみたいな不安定なカメラアングルとあいまって、本当に新入社員の1日を、ぷっ、くすっ、あーあーって言いながら見ているみたいでした。
だんだんと、話が進むと、ドキドキと笑いの恋のストーリーも同時進行に、そうなるとドラマとして、すごい勢いでかっこよくなる＾＾スンチャンや、きちんと伏線が構成されたしっかりしたコンテンツに変わっていて、最後まであっという間に見ました。
どこかに、ひとりはいそうな人物、２７歳の青年スンチャン。初めて見る、どこにでもいる人を演じるスヒョンくん。兵役のある韓国では、この年齢の男性新入社員は自然なことだそうです。2015年スンチャンと同じ27歳の俳優キム・スヒョンで、ペク・スンチャンを見ることができて、ほんとうに楽しかったです。
過去のブログを見たら、リアルタイム視聴している当時、ほんとうに楽しく見ていたんだな・・・と自分でも笑ってしまうくらいに、ドラマの世界でスンチャンと一緒に過ごしていたのがわかります。当時、知っている限りの韓国語単語と、すぐにアップされる英語スクリプトの動画を頼りに内容を理解していたので、勘違いしている箇所もちらほら。これも「リアタイ」ならではということで＾＾
私としてはですが、「太陽を抱く月」や「星から来たあなた」は、数日オフが取れる休暇に見たいと思うのですが、「プロデューサー」は、ちょっと気持ちがダウンしてる忙しい時でも、ちょっとだけでも見たいと思うドラマです。
最後１２話で、独立して環境が一変しながらも、頑張るシンディの言葉に耳を傾けるスンチャンは、新人の頃よりずっと成長して、相手の向こうにあるものを想像することを学んだのがよくわかる表情。いちばん好きです。あたたかく、大切なことを思い出させてくれるから。
なんだろう、気持ちがもらえる！って感じかなあ。
あれから一年。次にスヒョンくんの新しい作品を目にすることができるのは、今撮影中の映画「REAL」かな、それとも、その前にドラマ放送があるかな？楽しみが膨らむ５月。
あっ、今朝、仕事に出る前に、FC更新したよ＾＾
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キム・スヒョン インターナショナルファンマップ
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