記憶3.11
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記憶を失いそうになる日があった。
あの日、何百㎞も離れた私の住む街の川面が、重い鉛色になって一瞬盛り上がった。それはまるで得体の知れない生き物みたいな水の動き。怖い、何?と思ってその場を離れた。
今のはなんだったんだろう?その後テレビで見た光景は、これまで見たこともないものだった。
記憶にとどめようと思う日になった。
5年。遠くなる記憶がある。
でも、その度にその記憶をたぐり寄せる。
忘れないように、でも、忘れられないことがつらい人の記憶の重さを一緒に持てるかな?
わたしも忘れないことで。
https://www.facebook.com/nobucyann
(こちらは残された家族の姿を追ったドキュメンタリー映画「家族の軌跡~3.11の記憶から~の製作者・大西暢夫さんのFacebook。上映情報などが掲載されています。)
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今日、多くの人の命日です。そして多くの人の時間が止まった日です。
同じ場所で同じ命日の人がたくさんいるって、悲しみはもうあってほしくないと願います。それと同時に、復興が加速すること。それを願います。
最後まで。その願いは今日も続いています。
Googleのプロジェクトには、少しファンマップと共通しているところがあります。方法はとてもシンプルなのですが、発信する側と受け取る側の距離のようなものが、遠くなく近すぎないところが。この距離って、「長く続ける」ためにはけっこうたいせつなのではないかなと思うのです。何かを感じることができるぐらいの近さ。考えることに干渉しないくらいの近さというのでしょうか。うまく言えませんが、それを見たある人にとってとても重要だったり、意味を感じるものという存在というのかな。でも、それを「やらなくちゃ!!」とは思わせない。「やりたい。」と思えるような距離。
ストリートビューの技術を活用した映像アーカイブスです。
Google Japan Blog: 東日本大震災から5年、デジタルアーカイブを更新しました
こちらは、それを投稿したいと思った人が参加できる写真と動画のプロジェクト。
2011年当時、スヒョンくんも、キーイースト所属の俳優・タレント達からの寄付とともに、お見舞いのメッセージを送ってくれていました。今は、そのメッセージはログでしか見ることができませんので、こちらにスクリーンショットを貼ります。
cr.DIGITAL ADVENTURE